皆さんこんにちは「20代からの資産運用を考える」管理人のゆうしゃんです。
皆さんは「投資信託」についてしっかりと理解できていますか?
名前の通り「投資」を「信じて」「託す」のが「投資信託」なのですが
投資信託にも大きく分けて2種類が存在しています。
それが「アクティブファンド」と「インデックスファンド」です。
アクティブファンドとインデックスファンド
いったい何が違うのでしょうか。
今回の記事では「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の違いを解き明かしていきます!
また、そもそも「投資信託」がなんなのか分からない方はこちらの記事で説明しているので
是非参考にしてくださいね。
下記記事でも軽く「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の違いについて触れています。
アクティブファンドとインデックスファンドの違い
アクティブファンドとインデックスファンドの一番大きな違いは
指数(日経平均やS&P500などの平均株価)に連動する運用をするのか
それとも指数を上回る運用を目指すのかです。
インデックスファンドは指数に連動する運用を目指し、アクティブファンドは指数を上回る運用を目指します。
この部分だけを聞くとアクティブファンドの方が優れているように感じるかも知れません。
しかし、アクティブファンドはインデックスファンドに比べ手数料が割高なことが多いです。
また、あくまで指数を上回る運用を目指しているだけなのであり、必ずしも指数を上回る運用ができるとは限りません。
むしろ世の中に存在する7割程度のアクティブファンドはインデックスファンドの運用成績に勝てていないという現実があるようです。
そのため、手数料の安いインデックスファンドに投資するのも1つの選択肢なのではないでしょうか。
アクティブファンドのメリットとデメリット
手数料が高いからといって、7割程度のアクティブファンドがインデックスファンドの運用成績に勝てていないからと言って
アクティブファンドが全て悪いというわけではありません。
逆に言えば3割程度のアクティブファンドはインデックスファンドの運用成績より優れているわけです。
僕自身も「トラノコ」というアクティブファンドへ投資しています。
そんなアクティブファンドのメリットとデメリットを見ていきましょう。
アクティブファンドのメリット
アクティブファンドのメリットはなんと言ってもインデックスファンドを上回るような大きな利益を期待できる部分です。
インデックスファンドは指数に連動した値動きをするよう自動的に組まれていますが
アクティブファンドの場合、ファンドマネージャーと呼ばれる方達が
「どのように投資したらインデックスファンドを上回る成績が出せるのか」
それを一生懸命に考え、投資先を決めています。
もちろん、人間の手によって決められているので、必ずしも
全てがうまくいくとは限りません。
時にはインデックスファンドの成績を下回ってしまうこともあると思います。
しかし、人の手によって厳密に選定された投資先に投資できるのがアクティブファンドです。
また、テーマ別投資も用意されており
- IT業界へ投資したい
- 飲食業界へ投資したい
- キャッシュレス企業へ投資したい
など、自分の希望に合わせた場所へ投資できる点も大きなメリットです。
アクティブファンドのデメリット
上記のようにたくさんのメリットがある「アクティブファンド」
ですが、インデックスファンドに比べ手数料が高いという部分が大きなデメリットとなっています。
インデックスファンドの場合運用金額の0.1%ほどの手数料が大半ですが
アクティブファンドの場合10倍ほどの1%くらいが相場となっています。
高いものだと信託報酬(手数料)3%超えのものまで存在しています。
たとえインデックスファンドの運用成績を上回るような成績が出せたとしても、手数料が高いがために
とんとん、もしくはインデックスファンドよりも低い運用成績になってしまうこともあります。
アクティブファンドへ投資する場合
高くても1%ほどの手数料の商品へ投資するのが良いでしょう。
インデックスファンドのメリットとデメリット
アクティブファンドよりも比較的手数料が安い「インデックスファンド」
そんなインデックスファンドなのですが、なぜアクティブファンドよりも手数料が安いのでしょうか。
裏があるのでは?と思ってしまった方もいるかも知れません。
そこでインデックスファンドの手数料が安い理由と
インデックスファンドのメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。
インデックスファンドのメリット
インデックスファンドのメリットはなんと言っても手数料の安い点にあります。
先ほどもお伝えしたとおり、アクティブファンドの場合年1%ほどの手数料が相場ですが
インデックスファンドの場合年0.1%ほどの商品が多いです。
なぜこんなにも手数料が安いのでしょうか。
それはアクティブファンドの時にも少し触れましたが
アクティブファンドは指数を上回る成績を目指すために、ファンドマネージャーが市場調査をしたり
時と場合により銘柄を入れ替えたりと様々な手間がかかっています。
それに比べインデックスファンドは
指数に連動する動きをすれば良いため、アクティブファンドよりもコストが低を低く運用することができるのです。
そのため、アクティブファンドよりも手数料を低く利用できるのです。
インデックスファンドのデメリット
インデックスファンドのデメリットは、経済が衰退してしまっている場合
どんどんと含み損が増えていってしまう可能性があることだと思います。
アクティブファンドの場合ファンドマネージャーがうまく調整してくれますが
インデックスファンドの場合、指数に連動する値動きを目指しているため
日経平均株価などの指数が下がってしまえば、運用成績もそれに連動して下がっていってしまいます。
また、指数は急上昇するものではありません。
そのため、アクティブファンドのように大きな利益を狙うことができないのがデメリットとなってしまいます。
まとめ
「インデックスファンド」と「アクティブファンド」
どちらが良いのか、と聞かれたら正直個答えることはできません。
どちらにも良いところがあり、悪いところもあります。
そのため、インデックスファンドとアクティブファンドを組み合わせて
うまくリスク分散をした運用をしていくことがオススメです。
また、アクティブファンドを選ぶ場合
信託報酬(手数料)が1%以下のものを選ぶことをオススメします。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆様のお役に立ったのなら幸いです。
今後とも「20代からの資産運用を考える」をよろしくお願いいたします。
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