【投資信託】インデックスファンドとアクティブファンドの違いとは!?

インデックスファンドとアクティブファンド
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皆さんこんにちは「20代からの資産運用を考える」管理人のゆうしゃんです。

 

皆さんは「投資信託」と一口に言っても大きく分けて2種類存在していることをご存じでしょうか。

それが

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド

この2種類です。

 

皆さんはこの2つの投資信託の違いを理解できていますか?

同じ「投資信託」という金融商品でも、この2つは大きく異なっているのです。

 

そこで今回はこの2つの投資信託の違いについて見ていきましょう!

そもそも「投資信託」とは何?

そもそも「投資信託」とはいったい何なのでしょうか。

資産運用初心者には「投資信託」がおすすめな理由

2019年2月8日

投資信託については上記記事でも詳しく説明させていただいてますが、改めて「投資信託」についてご説明させていただきます。

 

投資信託はその名の通り

「投資」を「信」じて「託」す

これが「投資信託」になります。

 

通常自分自身で投資を行う場合

まず最初に

  • 株に投資するのか
  • 債券に投資するのか
  • 外貨に投資するのか
  • 不動産に投資するのか

など、様々な選択肢から選ばなければなりません。

次に、もし株に投資するなら

  • どこの国の株を買うか
  • どこの会社の株を買うか
  • いつ、どのタイミングで買うか

などを選択しなければなりません。

債券や外貨、不動産に投資する場合も同じです。

 

それに比べ、投資信託は様々な金融商品がパックになった金融商品です。

商品にもよりますが、1つ購入するだけで

  • 債券
  • 外貨
  • 不動産

など、一括して購入することができるのです。

株や債権、外貨や不動産など分散して購入することでリスクを抑えることができるのも大きなメリットです。

アクティブファンドとインデックスファンドの違いとは!?

ここまでで「投資信託」についてはしっかりと理解できましたか?

では、本題の「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の違いについて学習していきましょう!

 

まずはインデックスファンドについて解説していきます。

インデックスファンドとは?

皆さんは

  • 日経225
  • S&P500

といった言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

少し株式に興味を持っている方ならば、ニュースなどで日経平均株価が〇円上がりました!

など聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

 

「日経225」や「S&P500」のことを

「株式指数」といいます。

 

インデックスファンドとはこの「株式指数」の値動きに連動した値動きを目指して作られた投資信託です。

日経225などの値が上がればそれに連動したインデックスファンドの値も上がります。

逆に日経225などの株式指数の値が下がれば、それに連動したインデックスファンドの値も下がってしますのです。

 

そんなインデックスファンドにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

★手数料が安い

通常、投資信託を購入すると購入時や保有口数に応じて手数料が発生します。

 

しかし、インデックスファンドの手数料はアクティブファンドに比べ手数料が安く設定されています。

これはインデックスファンドが「株式指数に連動した値動きをする」というシンプルな金融商品のため、運用コストを低くできるためです。

決して運用成績がアクティブファンドより悪いから手数料が低いわけではありません。

★市場の動きに連動した運用ができる

インデックスファンドは市場の値動きに連動した値動きを目指した金融商品です。

当たり前ですが、市場の値動きに連動した値動きに近い運用を実現できるのです。

 

これのどこがメリットなのか。

 

市場の値動きに連動した値動きに近い運用をすることで

  • 今は景気が良いから「日経225」に連動した投資信託を購入しよう

というように、景気の状況次第で投資をするかしないのか、判断しやすくなります。

 

個別銘柄の場合

  • ファンダメンタル分析
  • テクニカル分析

など、今後成長見込みがある企業かどうかを見極めてから投資するか否かを決めなければなりません。

 

しかし、景気ならばそのようなことをせずとも直感で分かりますよね。

ちなみに、本記事執筆時点(2019年6月19日)ではどちらかと言えば不景気と言えるでしょう。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは一言で言えば上記「インデックスファンド」の運用成績を上回ることを目的とした投資信託です。

これは投資のプロが独自に様々な金融商品を組み合わせ1つのパックとして販売されています。

 

アクティブファンドは投資のプロがインデックスファンドの運用成績を上回れるように様々な工夫をし、様々な金融商品を組み合わせて販売しているため

インデックスファンドよりも手数料が高くなってしまうのが特長です。

 

また、人間が知恵を絞って運用しているファンドのため確実にインデックスファンドの運用成績に限るとは限りません。

アクティブファンドとインデックスファンド。結局どちらが良いの?

結局インデックスファンドとアクティブファンドはどちらの方が優れているのでしょうか。

結論から言うと、世間一般には「インデックスファンド」の方が優れていると言われています。

なぜならば、手数料が安い上にほとんどのインデックスファンドがアクティブファンドの運用成績を上回っているからです。

 

先ほどもお伝えしたように「アクティブファンド」は投資のプロが個別銘柄を分析し、上がりそうな株などの金融商品を厳選して投資します。

それに比べ、インデックスファンドは個別銘柄の状況には考慮せず、日経平均株価の構成銘柄へ均等に投資していきます。

 

そのため、アクティブファンドはどうしても調査費用(コスト)がかかってしまうのです。

このインデックスファンドの成績を上回る成果を目指すために行う調査費用(コスト)が逆に足を引っ張ってしまう。

悲しいですが、これが現実です。

 

ただ、もちろん全てのアクティブファンドがインデックスファンドの運用成績を下回っている訳ではないので、銘柄選びさえ間違わなければ

インデックスファンドの運用成績を上回る成果を出すことも十分に考えられます。

まとめ

このように一口に「投資信託」といっても、大きく分けて

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド

この2種類があります。

 

インデックスファンドは先ほどもご説明したように、株式指数に連動した値動きを目指す金融商品です。

そのため、平均株価などの構成銘柄へ何も考えずに均等に投資すれば良いためコストはかかりません。

しかし、ただ平均株価の構成銘柄へ分散投資しているに過ぎないため、その中には

  • 将来有望ではない企業
  • 倒産寸前の企業
  • 不祥事を起こした企業

など、様々な企業が混ざってしまっている可能性があります。

 

アクティブファンドは手数料がインデックスファンドよりも高いですが

投資のプロが投資対象を厳選した上で投資を実行してくれます。

 

このようにどちらにも良いところがあり、悪いところがあるのです。

この「アクティブファンド」と「インデックスファンド」の2つの特性を良く理解した上で投資信託選びをしてみてくださいね。

 

本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

今後とも「20代からの資産運用を考える」をよろしくお願いいたします。

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