★今回この本から学びます★
世界一やさしい株の教科書1年生 再入門にも最適! [ ジョン・シュウギョウ ]
皆さんこんにちは「20代からの資産運用を考える」管理人のゆうしゃんです。
今回は新シリーズ。
「本から学ぶ」というコーナーを立ち上げました。
このコーナーでは、僕が実際に本を購入し読んだ上で、その本から学べることを発信していきます。
記念すべき第一回に選ばれた本は「世界一やさしい株の教科書 1年生」という本です。
今回は「株式とは何か」について、この本から学んでいきましょう!
「株」のことをしっかり理解してあげよう
株式投資にはなぜ「怖い」というイメージがあるのか
このコーナーを始める前から当ブログのこちらの記事
でもご紹介しているように、人間は得体の知れないもの・ことを恐れる生き物です。
それには「株式投資」も当てはまり、株に関する知識が全くないままなんとなく始めてしまうため
「怖い」と恐怖を感じてしまうのです。
人間は得体の知れないもの・ことを恐れる。
それならば、株とは何で、どんな特徴があり、取引をする際に気をつけることは何なのか。
株に関してしっかりと知識をつければ何も恐れることはないのです!
そこで、今回は皆様に「株式」についてしっかりと学んでいただきます。
「株」っていったい何なの!?
では、いきなりですが「株式投資」とはいったいどのようなものなのでしょうか。
「株」とは、企業(株式会社)の資本の構成単位のことです。
資本の構成単位??
と疑問に思われる方も多いかもしれませんが
企業が必要なお金を小口化し、株という形で販売。
後々詳しく説明しますが、株を買ってくれた対価として
- 経営参加権
- 配当金受取権
- 残余財産請求権
- 新株取得権
といった権利を受け取ることができます。
要するに、企業の資金調達の手段の1つが「株」なのです。
細かいことを言うと、株式会社にお金を出資したことを証明する「出資証券」のことを指します。
株を買うと、出資した金額(保有株数)に応じて、間接的にではありますがその企業の経営に参加することになります。
株に興味のある方ならば一度は聞いたことがある「株主総会」が株主が経営に参加できる場です。
ちなみに、企業に対してお金を貸したことを証明する文書を「借用証券」といいます。
「社債」がその代表例ですね。
株には返済義務がありませんが、社債には返済義務がある点が大きな違いです。
話がそれてしまいましたが、株にはもう一つ大きな特徴があります。
それが「流動性」
株は公共の場に流通させ、多くの方が手軽に株取引できるような仕組みになっています。
この取引の場を「株式市場」といい、この市場内で需要と供給に応じ決められた公正な価格で売買されているのです。
【特長】公共の場に広く流通させ、需要と供給の関係により公正な価格で手軽に取引ができる
大企業で働くか、株を買い経営に参加したいか
多くの人が一度は「任天堂」などの大企業へ就職したい。
そう願ったことがあると思います。
しかし、就職することが全てではありません。
今の時代就職しないとしても、今からすぐに経営に参加していくことができるのです。
これを聞いて多くの方は頭の中に「?マーク」をいくつも思い浮かべたでしょう。
自分は会社すら持っていないのに、起業の「起」の字すら考えていなかったのに。
それなのに、今すぐにでも経営に参加できる?
しかし、これが事実なんです。
任天堂の経営に参加したければ、任天堂の株を買った瞬間から
すぐにあなたは任天堂のオーナーです。
任天堂を部分的にではありますが、一部所有したことになります。
株主総会などに参加すれば、会社の今後に関わる大事な決定事項について意思表示をしたり
間接的に経営に参加していくことができるのです。
こう考えると、少し株に関する見方が変わってきませんか?
株主になることで得られる権利と責任
先ほども言ったように、株を買うということはその会社の一部を所有することになるのです。
もちろん、会社を所有したことにより得られる権利もありますが、責任も背負わなければなりません。
大きく分けて株主になることで4つの権利と1つの責任が生じます。
●株主になることで得られる4つの権利
経営参加権 | 株主総会へ参加することにより間接的に経営へ参加できる権利 |
配当金受取り権 | 会社の得た利益の一部を「配当金」という形で受け取れる権利 |
残余財産請求権 | 会社が倒産など、なくなってしまう場合「残余財産」を請求できる権利 |
新株取得の権利 | 新株予約権無償割当を通じて「新株」を引き受ける権利 |
●株主になることで背負う責任
出資責任 | 会社に何かあった場合(倒産など)出資額を限度として責任を負う |
ここまでのまとめ
また、株の流通している市場のことを「株式市場」という。
株を購入することで下記4つの権利がもらえる代わりに出資金額を限度とする責任を背負わなければならない。
- 経営参加権
- 配当金受取権
- 残余財産請求権
- 新株取得権
★本記事は下記本を参考に執筆しています★
さらに詳しく内容を知りたい場合、下記本をご購入ください。
世界一やさしい株の教科書 |
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