★今回この本から学びます★
世界一やさしい株の教科書1年生 再入門にも最適! [ ジョン・シュウギョウ ]
皆さんこんにちは「20代からの資産運用を考える」管理人のゆうしゃんです。
今回は「本から学ぶ」シリーズ第四回。
「世界一やさしい株の教科書」から株について学んでいきましょう。
まだ、前回のお話を見ていない方は下記記事をご覧ください。
また、こちらのボタンから本シリーズを全てご覧いただくことができます。
今回は、証券会社ヘ預けた大切な資産がどのようにして守られているのか。
これを見ていきたいと思います!
どのようにして資金が守られているの?
株式投資や投資信託を始めるに当たり
- もし預入先の証券会社が倒産したら?
- 夜逃げされて資金を全て奪われてしまったら?
などなどご心配されている方も多くいるのではないでしょうか。
銀行に預けている資産の場合
銀行が破産しても「預金保険機構」という所から1口座あたり1,000万円を限度に保証されます。
証券会社にも同じような制度があるのかよく分からない。
こんな方も多くいらっしゃると思います。
結論から言うと、あなたの証券会社に預けた資産は安全に守られています!
証券会社には自分たちの資金とは別に顧客の資金を管理する義務がある
証券会社と取引をすると言うことは、あなたの大切な資産を証券会社へ預け入れることになります。
証券会社はこの預け入れられた資産を「顧客資産」とし、自分たちの資産とは区別して管理することが法律で義務づけられています。
このことを「分別管理」と呼びます。
簡単に言えば、投資家から預かった資産をつかって従業員へのお給料へ回したり
経費として利用したりしてはいけないというお話です。
考えてみれば当たり前の話ですが、法律によりしっかりと決められているのです。
また、現金の場合分別管理されることが分かったのですが、証券会社にて購入した「株式」はどのように管理されているのでしょうか。
もちろん、証券会社自身の保有する株式とは別に分別管理されています。
その際顧客の株式は「証券保管振替機構(ほふり)」と呼ばれるところに委託されます。
ちなみに、現金に関しては「信託銀行」などに分別管理されています。
このことを「顧客分別金の信託(信託保全)」と呼びます。
「証券保管振替機構」や「顧客分別金の信託」という2重のガードにより
あなたの資産は安全に守られているのです!
最後の砦「投資者保護基金」
さらに、最後の砦として投資家を保護してくれる制度が存在しています。
それが「投資者保護基金」
この「投資者保護基金」は日本国内に存在する全ての証券会社が加入を義務付けられています。
この基金では、証券会社が何らかの理由により投資者に資金を返却できない場合
銀行と同じく1,000万円を限度に保証してくれます。
少し前にも触れたように、証券会社は顧客の資金・株式を分別管理しているため
返せなくなることは99%ないですが、証券会社がもし法律違反を犯しており、分別管理を怠っていたとしても
この制度があるため安心です。
まとめ
このように、あなたの預けた大切な資産は
法律によって厳重に守られています。
今まで
- もし預入先の証券会社が倒産したら?
- 夜逃げされて資金を全て奪われてしまったら?
など、心配していた方もこれを見て少しは安心できたのではないでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも「20代からの資産運用を考える」をよろしくお願いいたします!
★本記事は下記本を参考に執筆しています★
さらに詳しく内容を知りたい場合、下記本をご購入ください。
世界一やさしい株の教科書 |
コメントを残す