★今回この本から学びます★
世界一やさしい株の教科書1年生 再入門にも最適! [ ジョン・シュウギョウ ]
皆さんこんにちは「20代からの資産運用を考える」管理人のゆうしゃんです。
今回は「本から学ぶ」シリーズ第七回。
「世界一やさしい株の教科書」から株について学んでいきましょう。
まだ、前回のお話を見ていない方は下記記事をご覧ください。
また、こちらのボタンから本シリーズを全てご覧いただくことができます。
今回はこの本から、投資の神様と言われている「ウォーレン・バフェット」さんの投資法について学んでいきましょう!
ウォーレンバフェットさんと同じように投資すれば儲かるのか。
株式投資をやっている人の中には「バフェット氏」のことを「投資の神様」と呼ぶほど株式投資で成功した人物が「ウォーレンバフェット」
なのですが、実際彼と全く同じことをすれば株で儲けることはできるのでしょうか。
投資手法は星の数ほど無数に存在しますが、その中の内の1つが「バフェット投資法」
というものです。
この投資法はとてもシンプルで「バフェット氏が購入している銘柄をそっくりそのまま購入する」
というもの。
これに対し、バフェットさんのやり方を分析し、その方法論を投資に応用する投資法のことを「バフェット流投資法」
と名付けることにしましょう。
バフェット投資法は、一見成功率が高く利益が出そうなにおいがぷんぷんとしますが
この投資法で成功した人は少ないのが事実です。
それはなぜでしょうか。
普通に考えれば、投資の神と呼ばれる投資家の購入している銘柄をそっくりそのまま購入すれば
利益を出せていけそうな気がしますよね。
その原因は「投資に対する姿勢と置かれている環境が違うから」です。
バフェット投資の最も基本的な原則とは?
投資の神様と呼ばれる「ウォーレンバフェット氏」の最も基本的な投資の原則とは
- 理解できるビジネスモデルを持つ会社を徹底的に分析して
- 超長期間保有する
ことです。
ここで言う「超長期間」とは15年から20年のことを指します。
また「徹底分析」というのはその企業に対し1本の論文が書けるくらい
徹底的に分析することを言います。
また、ここに投資すると決めた企業には分散投資をするのではなく
最低でも10億ドル(1,000億円)以上の単位で投資を行います。
これが投資の神様、ウォーレンバフェット氏投資法なのです。
しかし、バフェット氏のやり方をまねしたとしても、多くの投資家は1年も経たないうちに「やっぱダメかも」
と売ってしまい、また別の投資法を試してみる、そうしてまたあきらめてしまう。
そんなことを繰り返していってしまいます。
これは当然のことで「その投資方法があなたにとって合っていないからしかたがない」のです。
自分の目指しているものは何ですか?
「自分の状況」と「自分の目指すこと」は人により様々です。
そのため、その人に会った投資法が必要となってきます。
考えてみれば、100万円持っている人と100億円持っている人とでは投資方法が異なってくるはずです。
では、本当にバフェット氏と同じような「長期投資」が全ての投資家が目指す姿なのでしょうか。
しかし、人により違う「状況」や「環境」に置かれているここの投資家全ての人に「長期投資」を押しつけるのも懸命なアドバイスとは言えません。
高度経済成長期をすぎて20年間以上デフレに苦しんできた日本の現状において、長期投資が儲かるという話も現実的とは言えないです。
この本の著者である、ジュン・ショウギュウさんが投資セミナーで受講者に
「資産運用のことで悩む資産家というのは、どれくらいの資産を持つ人だと思いますか?」と質問をすると
ほぼ全ての方が「10億」と回答するといいます。
しかし、そう答えている多くの方の手には「1,000円から始める資産運用」なんて銀行のパンフレットが握られています(笑)
- 資産運用したいのか
- 資産を活用して資産を作りたいのか
など、自分はどの方向性を目指しているのか、まずは見つけていきましょう。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
今後とも「20代からの資産運用を考える」をよろしくお願いいたします。
★本記事は下記本を参考に執筆しています★
さらに詳しく内容を知りたい場合、下記本をご購入ください。
世界一やさしい株の教科書 |
コメントを残す